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「南部の木」のふるさと
南部町森林組合

 「南部の木」とは、南部町で生産される良質なスギ・ヒノキ材です。特徴としてアテが少なく、淡いピンク色で加工しやすいことが挙げられます。
そんな「南部の木」が生まれる南部町は、山梨県の最南端に位置しています。海洋性気候の影響を受け県内では最も温暖多雨であり、年平均気温15度、降水量は2400mm前後と、昔からスギ・ヒノキの生育に適した気候であるため、県下でも有数の林業地となっております。

 当地区では1974年(昭和49年)から林業振興会を結成し、間伐・枝打ちなどを実施しておりましたが、長引く木材価格の低迷、所有者の高齢化、後継者不足などで林業経営が停滞し、森林が本来持っている公益的機能が低下してしまっています。

 私たちはこの状況を打破し、美しい緑を守り、後世へとつないでいくために「輝く緑を未来へつなぐ」をスローガンとして、間伐を主体に行政、所有者、森林組合と三位一体となって森林(もり)作りに努めています。

指導事業

山林調査、計画作成をする一方、林業学習の対応、イベント参加により木材へのふれあいの場を提供。

販売事業

国有林、県有林及び富士川林業地域の民有林より出荷されるスギ・ヒノキ(南部の木)の販売を行っています。

加工事業

県下唯一のJAS認定工場。安全安心な製品をお届けします。建築用材から土木用材まで注文に対応します。

森林整備事業

民有林の団地化を進め、作業道等の開設、低コスト林業推進に努め、組合員のための林業経営を目指します。